穴水町とのゆかりが深いパーシバル・ローエル。
パーシバル・ローエルは、明治期の天文学者です。火星に運河があると唱え、また、冥王星の存在の予言者としても知られ、明治時代に穴水町を訪れました。その時の様子、ボラ待ちやぐらを「怪鳥ロックの巣のようだ」などと表現した内容が、書「NOTO」の中でも紹介されています。このようなゆかりから、穴水町にはローエル顕彰碑やローエルの旅の終点を記念して、上陸記念碑が今でも残っています。
パーシバル・ローエル上陸の地
穴水町中を流れる天王川から分かれた支流の先にある「パーシバル・ローエルの上陸の地」。川沿いにそっと立つ史跡です。
パーシバル・ローエルの上陸の地 | |
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住所 | 石川県鳳珠郡穴水町川島い50 |
電話番号 | 無 |
見学料 | 無料 |
駐車場 | 無 |
パーシバル・ローエル顕彰碑
パーシバル・ローエル顕彰碑は、以前国民保養センター「キャッスル真名井」の敷地内にありましたが、2020年4月24日に穴水駅前にある「さわやか交流館プルート」横に移設されました。建物の外に設置されてあるので、見学は自由です。
またこの場所には、顕彰碑以外にもボラ待ちやぐらの見本も展示されています。
そして9時42分で止まっている時計もあります。この時間は、2007年3月25日午前9時42分に発生した、最大深度6強の能登半島地震が発生した時間です。この時を刻むことで、その時の思いや経験を忘れることなく後世に繋いでいく記念のモニュメントとして、2011年10月に設置されました。
パーシバル・ローエル顕彰碑 | |
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住所 | 石川県鳳珠郡穴水町字大町ト3番地3 さわやか交流館プルート横 |
電話番号 | 0768-52-1800 |
見学料 | 無料 |
駐車場 | 無料 |