国道249号沿いの名舟漁港近くにある「寄り道パーキング 名舟(なふね)」は、県指定無形文化財にも指定されている御陣乗太鼓の発祥の地とされています。
こちらには御陣乗太鼓の地と書かれた石碑と鳥居、そして目の前に広がる青い海のみです。天気が良い日には、この場所からは七ツ島も見ることができます。ただし駐車場も大きくありませんので混みあっている場合は譲りながら見学してください。
御陣乗太鼓の由来
「寄り道パーキング 名舟(なふね)」には、御陣乗太鼓の由来が書かれた石碑があります。
===下記抜粋===
天正4年(西暦1576年)、越後の上杉謙信は七尾城を攻略してその余勢をかって
奥能登平定へと駒を進めた。当時名舟村は舳倉島、七ツ島を有し山海の宝庫であったが、迫り来る百戦錬磨の上杉勢を前にし農民漁民の集まりでは勝敗は明らか。しかし、郷土愛の一念から古老の指示に従い、木の皮で面を作り海草を髪とし夜陰に乗り太鼓を打ち鳴らし夜襲をかけた。
これを見た上杉勢は奇怪な様に物の怪か神の化身かと驚き惑い余儀なく退散したと伝える。これは氏神(奥津比咩)の加護によるものとし、依頼、名舟大祭には神輿の先供として現在に至る。この碑石は当時の山城、名舟城(赤城)の門石である。
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毎年行われる「名舟大祭」
毎年7月31日の夜から8月1日に行われる「奥津姫神社の大祭(名舟大祭)」では、腹底から感じる太鼓の音を実際に楽しむことができます。
施設名 | 寄り道パーキング 名舟(なふね) |
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住所 | 〒928-0254 石川県輪島市名舟町 |
駐車場 | 無料 数台 |
アクセス | 国道249号沿いの名舟漁港近く |