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観光スポット

【七尾市】長谷川等伯の生誕地七尾。小丸山の高台に建つ「石川県七尾美術館」

七尾駅から車で5分の小丸山台の高台に建つ「石川県七尾美術館」。こちらは、全国的にも有名な長谷川等伯(信春)の生誕地ということもあり、毎年長谷川等伯の展覧会が開かれる能登唯一の総合美術館です。

美しい外観が印象的な「石川県七尾美術館」

駐車場に車を停めて、美術館エントランスまでの道は、木々の緑と美しいオブジェが数点立ち並ぶ美術の道です。思わず足を止めてみました。入口から少し奥にある小高い丘の上にもオブジェがあります。また建物の周りに貼り付けてあるタイル。こちらも七尾で有名な珪藻土を使ったタイルが使用されています。能登にちなんだ形や物をさまざまな場所に使いながら作られた美術館、それが「石川県七尾美術館」です。

館内には常時上映される長谷川等伯の生涯が学べるハイビジョン番組

長谷川等伯(信春)は、1539年(天文8年)、能登国の戦国大名・畠山氏の家臣である奥村文之丞宗道の子として七尾に生まれました。生まれた土地である七尾にある当館には、長谷川等伯(信春)の作品が多数保管されています。また毎年1回長谷川等伯展も行われています。同展は、当館に保管している作品以外にも、全国から等伯の作品を集めた形で行われます。その為、内容は毎回違い、県外からも毎年この展示を見にこられるお客様がいらっしゃるそうです。

ドーム型の七つの屋根は、「七尾」の由来、七つの尾根から

七つの屋根の丸みを帯びた形は、館内のモチーフにも多数使われています。また外壁に貼り付けられているタイルも、この土地で有名な珪藻土で、地元の素材を使う形で作られている美術館です。

常設展示の池田コレクション

※定期的に展示替えがあります。

「池田コレクション」は、七尾市出身の実業家・池田文夫氏(1907~87)が生涯をかけて収集した貴重な美術工芸品です。現在美術館には、合計289点の作品が収蔵されています。とてもバラエティに富んだ作品が多数あるので、楽しんで観覧することができます。

「石川県七尾美術館」は、能登地区唯一の総合美術館です。「長谷川等伯展」や「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」などの特別展が毎年開催される、とても貴重な美術館です。七尾へお越しの際には、足を運んでみてくださいね。

施設名石川県七尾美術館
住所石川県七尾市小丸山台1-1
電話番号0767-53-1500
開館時間9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日毎週月曜日(祝・休日を除く)、祝・休日の翌日(土・日曜を除く)
展示替え期間、年末年始 ※展覧会によっては開催中無休。
入館料大人800円以内、大高校生350円以内(展覧会によって変動有)中学生以下無料
駐車場普通車62台、大型車4台(無料)
ホームページhttps://nanao-art-museum.jp/

特設ページ

黒島・福浦アートプロジェクトは、かつて北前船で栄えた能登半島の2つのエリアで取り組んでいるプロジェクトの総称です。以下、特設ページより詳細をご覧いただけます。

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