藩政に時代天領庄屋南惣(なんそう)家が収集した250点もの名品が米蔵を改装した国登録有形文化財に保管されています。その米蔵内に入り、貴重な名品の数々を拝観することができます。
入口にある階段を登って左側に建つこの建物が国登録有形文化財に登録されている「南惣美術館」です。美術館入口にはブザーが用意されているので、こちらを鳴らすとスタッフの方がいらしてくださいます。
館内に展示されている250点以上の貴重な収蔵品
館内には多数の収蔵品が展示されています。通常は館内の撮影NGですが、今回特別に館内を撮影許可をいただきました。
館内には長谷川等伯 伝「群仙図」も展示されています。
収蔵品の中には、野々村仁清、俵屋宗達、高光一也、千利休、松尾芭蕉の作品など、さまざまな作品があります。
南惣美術館前の庭園も見どころ
美術館の前には庭園があり、この庭園の中には、樹齢400年の松と柊の樹木、そして松の下には、亀の形をした石があります。松は鶴が羽を広げたような姿をしていることから、鶴の松と石の亀を鶴亀として写真に撮られる方も多いのだそうです。また山野草の雪割草(3~4月)、笹百合(6月)、ドウダンツツジ、そして有名な能登キリシマツツジなど、四季折々の美しい姿を見ることができます。
施設名 | 南惣美術館 (なんそうびじゅつかん) |
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住所 | 石川県輪島市町野町東大野ク-100 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 年中無休 |
入館料 | 大人 700円 小中学生 400円 |
駐車場 | 無料(大型車乗り入れ可能) |
電話番号 | 0768-32-0166 |
ホームぺージ | http://www.notohanto.co.jp/nanso/index.html |