開山・開基の実考大和尚は、北条時政の末孫で、京都立本寺六世龍華院日実上人が、長禄元年北陸布教の折り教化を受けて真言宗から改宗しました。能州畠山氏の帰依を受け、同年城山のふもとに一庵を結び仏命長壽庵と称した。七尾城落城後当地で寺号を公称したといわれています。
また長谷川等伯の養父母は、当時の檀家で過去帳と墓碑があり、能登箔打ちの元祖である山崎屋の墓碑も現存しています。
境内にある大きな釣鐘
境内にある釣鐘は、加賀藩の御用茶釜師・宮崎彦九郎(寒雉)が貞享元年(1684年)に作製し、山崎屋が寄進したものです。
八百屋のお七の供養塔
加賀藩士山瀬三郎兵衛の娘で「振袖火事」で有名な八百屋お七の供養塔が、母法春比丘尼の発願で建立されています。
施設名 | 長壽寺 (ちょうじゅじ) |
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住所 | 石川県七尾市小島町リ137 |
連絡先 | 0767-52-1247 |
拝観料 | 無料 |
重要文化財 | ■県指定文化財 絹本着色釈迦涅槃図 一幅 ■市指定文化財 梵鐘 一口 |