※のとじまガラス美術館提供画像
■展覧会について
日本ガラス工芸協会は、ガラスと人との結びつきを深め、文化の発展、向上に寄与することを目的に、ガラスによる創作活動に携わる人々によって1972年に日本で創立された団体です。1978年以降3年毎に開催される「日本のガラス展」は、協会員による多様な表現方法とコンセプトを持つ新作が出品され、その質の高い内容から国内外で高く評価されています。15回目の開催となる本展では、会員77名の新作が出品され、巡回先である当館では前期と後期に分けてその全作品を展示します。また、協会創立50年を記念した「ガラスアートの先輩たち」展を開催し、日本のガラスアートの発展に貢献した協会功労者15名の作品をあわせて紹介します。
展示室1 「ガラスアートの先輩たち」展 (通期展示)
本展は、日本のガラスアートの礎を築いてきた「先輩たち」の軌跡を再認識し、日本のガラスアートがさらに発展することを期待して開催するものです。現会員や若い世代の作家にとって、「先輩たち」が残した足跡を振り返り、作品に思いを馳せることは、新たな創作に取り組むきっかけとなり、創作の道標となることでしょう。
展示室2・3 JGAA(Japan Glass Art Association)会員新作展示
功労会員と会員をあわせた77作家の全作品を前期と後期で入れ替えて紹介します。また、「日本のガラス展」では協会員による投票審査によって選ばれる「JGAA賞」が設けられています。本展では朝倉祐子氏、新倉晴比古氏、吉井こころ氏3名の作品が受賞しました。JGAA賞受賞作品3点は通期展示します。
※のとじまガラス美術館提供画像
■会期中のイベント
「パート・ド・ヴェール技法に挑戦!(仮称)」
出品作家西悦子さんを講師に迎え、ガラスの小皿を作ります。作品のお渡しは後日になります。
日時/7月30日(土)、31日(日) 各日11:00~15:00
会場/館内会議室(予定)
対象/小学校3年生から大人まで 参加費/3,000円(高校生以上は要当日観覧券)
定員/各日6名 (電話にて要事前申込)
協力/(有)能登島ガラス工房 ※詳細は当館HPでお知らせします。
「おさんぽクイズラリー」
美術館の洋風庭園には本展出品作家5名の作品を含む14点の大型ガラス彫刻作品が設置されています。本イベントは庭園を散策し、屋外作品を鑑賞しながらクイズに挑戦するものです。全問正解者には先着順で賞品をプレゼントします。
日時/5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、5日(木・祝)
各日9:30~15:30 ※雨天中止
会場/屋外展示広場
対象/中学生以下
参加費/無料
定員/各日先着30名 ※詳細は当館HPにてお知らせします。
「出品作家オリジナル商品の販売」
前期、後期展期間にそれぞれ1週間、会員が制作した小品が購入できます。
日時/①5月9日(月)~5月16日(月) ②8月1日(月)~8月8日(月)
場所/館内(要当日観覧券)
イベント詳細 | |
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会期 | 前期:2022年3月12日(土)~5月29日(日) 後期:2022年6月4日(土)~8月28日(日) ※休館日 毎月第3火曜日、展示替え期間(5月30日~6月3日) |
開館時間 | 9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで |
入館料 | 個人(高校生以上)800円 団体(20名以上)700円 中学生以下無料 |
主催 | 石川県能登島ガラス美術館(公益財団法人七尾美術財団)、日本ガラス工芸協会 |
後援 | 一般社団法人日本硝子製品工業会、日本ガラス工芸学会、富山市、公益社団法人企業メセナ協議会認定、七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、MRO北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢、HAB北陸朝日放送、エフエム石川、ラジオななお |
助成・協賛 | ぎゃらりぃぜん株式会社、株式会社グラスアート黒木、玻璃匠 山田硝子、藤田喬平ガラス美術館 |
イベントHP | https://nanao-af.jp/glass/?p=9262 |
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