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【七尾市】希少な高句麗式構造の国指定史跡「須曽蝦夷穴古墳」

能登島の標高約80メートルの場所に、一辺が20m程度、高さ約4.5メートルの大きさの「須曽蝦夷穴古墳」があります。この古墳は、国指定史跡に昭和56年1月27日に指定されています。

日本の古墳には例が少ない高句麗式の構造

「須曽蝦夷穴古墳」は、七尾市から橋を渡り能登島へ入ったところに位置する日本の古墳では冷が少ない高句麗式の構造で作られた古墳です。高句麗式の構造の定義とは、石室が2つあること、横穴が石室の長辺に接続していること、石室の天井部は隅三角持送技法によりドーム状などです。「須曽蝦夷穴古墳」はこの定義に当てはまる日本では希少な高句麗式構造に当たります。

駐車場に車を停めて、看板に従って山道を歩いていきました。管理人の方もいらっしゃないのですが、山道は綺麗に整備されており、歩きやすいです。駐車場から150mほど進むと、開かれた場所があります。

山道からはこんもりとした山のような形に見えた場所が「須曽蝦夷穴古墳」です。

近づいてみると、石室案内図がありました。古墳の入口はちょうど反対側にあります。左右どちら古墳の入口側へ向かうことができます。古墳の入口側へ到着すると、七尾湾を見渡せるとても美しい景色が広がっていました。

「須曽蝦夷穴古墳」は、雄穴(東側)・雌穴(西側)と呼ばれる2基の横穴式石室があります。そしてこれらの穴は、南に向けて開口しているという特徴があります。この穴の中は、自由に見学ができます。入口は狭いですが、一番奥にいくと立ち上がって中を見渡せるほど高さがあります。

広いスペースではありませんが、ゆったりとできる大きさの空間が古墳内には広がっていました。

貴重な出土品は「蝦夷穴歴史センター」で展示されている

 前室からは、須恵器(蓋坏)や直刀片などが出土しているそうで、これらの出土品は駐車場の隅に立地する「蝦夷穴歴史センター」に展示されているそうです。私が訪れた際には、「蝦夷穴歴史センター」は休館中で中を見ることができなかったのですが、開館されている場合はこれらの貴重な出土品や発掘中の写真、島内の遺跡出土品を館内でみることができます。

「須曽蝦夷穴古墳」は、とても貴重な古墳です。能登島へ遊びに行った際には、足を運んでみてくださいね。

施設名須曽蝦夷穴古墳(すそえぞあなこふん)
住所石川県七尾市能登島須曽町タ部21番地5
電話番号0767-53-8437(七尾市教育委員会文化財課)
見学料無料
駐車場無料

特設ページ

黒島・福浦アートプロジェクトは、かつて北前船で栄えた能登半島の2つのエリアで取り組んでいるプロジェクトの総称です。以下、特設ページより詳細をご覧いただけます。

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