【七尾市「山の寺寺院群」】遊歩道への誘い「浄土宗知恩院末　正覚山　西念寺(さいねんじ)」

開基は天台宗の名祖である真盛上人。真盛上人は天台宗の名僧としても有名です。そのため、以前は天台宗真盛派でしたが、承応年間（1652～55年）に第15世永長法印が浄土宗に改宗したといわれています。

山門の右側の六体地蔵

山門の右側には、お揃いの姿をした六体地蔵がいます。

山門を入り右側に建つ閻魔堂

山門をくぐり右側にある建物が閻魔堂です。この建物は「鬼寺」と呼ばれていました。この建物内の壁面の地獄絵画が恐ろしいために、以前は子どもの勧善懲悪教育に利用されていたとも言われています。

閻魔堂の閻魔像や各種の像は、金沢の仏師の松井晃林、松井右近、松井左十郎たちが彩色したと伝えられています。

本堂

こちらはの寺院は庭なども比較的綺麗に手入れされていました。

本寺院には、刺繍阿弥陀三尊像をはじめとする数多くの文化財が寺宝として保管されているそうです。

施設名	西念寺　(さいねんじ)
住所	石川県七尾市小島町1-リ3
連絡先	西念寺(宝幢寺　0767-52-2796)
拝観料	無料
重要文化財	刺繍阿弥陀三尊像 一幅 ■県指定文化財 　絹本著色三尊来迎図 一幅 ■市指定文化財 　釈迦涅槃図 一幅

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