古くは海前山宗円寺と称し、畠山満家の開基で大本山總持寺13世瑞巌韶麟が開山といわれています。上杉謙信の来攻で消失した本寺は、前田利光(前田家三代藩主利常)の母東丸女(寿福院)の帰依を受け再建されました。
山門の両側に並ぶ六体地蔵
両側に六体地蔵が並ぶ寺は珍しいです。
地蔵信仰にまつわる絵馬も多数ある絵馬ミュージアム
本堂には、平成に入り延命地蔵尊に信仰を寄せる地蔵信仰にまつわる絵馬など34点が修復され保管された絵馬ミュージアムがあります。
裏庭にある「安見隠岐 墓碑」
本殿の左側に「安見隠岐 墓碑」と書かれた看板があります。裏に進んでいくと、人ひとりが通れるくらいの細い道が1本通じています。
ここには、作家戸部新十郎の「安見隠岐の罪状」の主人公前田家重臣の墓石があり、春墓への道にある池にはミズバショウが季節になると花を咲かせます。
施設名 | 恵眼寺 (えげんじ) |
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住所 | 石川県七尾市小島町リ部159 |
連絡先 | 0767-53-4084 |
拝観料 | 無料 |