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【穴水町】鋳物文化に関する資料を多数保存する「能登中居鋳物館」

平安時代から大正末期まで約800年間、穴水町の中居地区では鋳物で栄えていました。長い歴史の中で鋳物の生産と消耗が繰り返され廃絶してしまいましたが、祖先の業績を忘れないためにも、大切に鋳物鋳物資料を保存継承するのが、この「能登中居鋳物館」の目的です。

能登中居鋳物館の玄関前には、塩釜と大釜が展示されています。

塩釜
大釜

中居鋳物の歴史は平安末までさかのぼるものと推測されています。
中居鋳物は近年に入り、藩の塩専売制を受けて塩釜を生産して、それを能登沿岸の村々に貸付け(貸釜)、最盛期の元文年間には貸釜2000枚を数えました。ですがその後、安価で丈夫な高岡や金沢の釜などの進出に押され販路を狭めていきました。さらに明治に入って藩の庇護を失い、中居鋳物はその後の技術革新に失敗し、大正13年の梵鐘の鋳造を最後に廃絶となりました。

館内には、寄託された貴重な鋳物や古文書や、茶釜などの貴重な鋳物が展示されています。また当時の状況を感じられるような展示も多数あります。

たたら模型
浄誓寺寒雉鐘

入口正面には、「明泉寺台灯篭一対(町指定文化財)」も展示されています。

明泉寺台灯篭一対(町指定文化財)は、江戸時代嘉永二年銘です。

能登中居鋳物館は、現在では途絶えてしまった中居鋳物の歴史の再確認と、鋳物資料の保存継承を目的に建設されました。そして、鋳物文化を伝承する貴重な品々が多数展示され、今日に至っています。

施設名能登中居鋳物館(のとなかいいものかん)
住所石川県鳳珠郡穴水町中居ロ-110
電話番号0768-56-1231
営業時間9:00~17:00(入館16:30まで)
定休日毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始
料金一般300円  高校生以下150円
駐車場20台 無料
アクセスのと里山海道穴水ICから車で約10分
穴水駅より北鉄奥能登バス「中居南口」バス停下車後、徒歩約3分
町指定文化財明泉寺台灯篭一対(みょうせんじだいとうろういっつい)
寒雉の梵鐘(かんちのぼんしょう)
鋳鉄製鬼面(ちゅうてつせいきめん)
ホームページhttps://www.town.anamizu.lg.jp/kankou/notonakaiimonokan.html

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