文亀元年(1501)、長氏一族の長直連(天文年間石塚合戦で戦死)を中興開基とし、僧徳翁が開山しました。以前は真言宗で石動山にありましたが、千野町、矢田町と移転し、現在の地に移りました。天神様との関係も深かったために、山号も天満山と称しています。そして、寺子屋の師匠である、斉藤他石、文化人の岩城穆斉の筆塚などの墓碑があり、参道入り口の地蔵尊は、眼病や耳病に霊験があるといわれています。
鐘楼のある山門
こちらの鐘楼堂は戦後に作られたもので、山門と両方を兼ねる二層造りとなっています。
山門の横にある階段から自由に登って鐘を撞くことができます。
牡丹も美しい前庭
当院の前庭には約60株の牡丹があります。これらの中には樹齢70年の古株もあり、5月のボタンの時期には赤白黄色の美しい花を咲かせるので、牡丹寺として知られています。
施設名 | 徳翁寺 (とくおうじ) |
---|---|
住所 | 石川県七尾市小島町リ18甲1 |
連絡先 | 0767-52-2786 |
拝観料 | 無料 |