輪島市門前町に立地する猿山岬灯台は、猿山岬は200メートル以上を越す断崖に立地しています。
大正9年、この場所に建設された猿山岬灯台。今では周辺に遊歩道も完備されていますが、灯台を建設時は陸路があるわけではなく、灯台を建設するための機材は海上より運び、断崖を荷揚げして建設されたそうです。今でも日本海を航行する船舶にとって、とても大切な役割を担っている灯台です。
猿山岬灯台へは、猿山岬駐車場より「のと猿山雪割草のみち」遊歩道の猿山口から入り、徒歩約10分ほどで到着します。
目印としては猿山口には、娑婆捨峠(しゃばすてとおげ)という場所があります。この横に遊歩道の入口があり、そこから歩いていきます。
3月中旬頃からは雪割草も楽しめる
「のと猿山雪割草のみち」は3月中旬頃から雪割草が咲きます。その時期は、雪割草を目当てに来られる方も多く、案内スタッフも多くいらっしゃり、美しい雪割草をや自然環境を守るために協力金をお願いしています。この季節に訪れると、雪割草も楽しむことができます。
補足情報
2007年に発生した能登半島地震で、猿山岬灯台のレンズが壊れてしまいました。レンズの交換を行い、それまで利用していた壊れたレンズは、現在「道の駅 赤神」にて展示されています。灯台のレンズを身近で見ることができる貴重な場所であるので、ぜひこちらも足を運んでみてください。
施設名 | 猿山岬灯台(さるやまみさきとうだい) |
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住所 | 石川県輪島市門前町吉浦〜深見 ※猿山岬駐車場より「のと猿山雪割草のみち」遊歩道の猿山口から入り、徒歩約10分ほどで到着します。 |
電話番号 | 0768-42-1111(輪島市 門前総合支所) |
料金 | 無料 ※ただし雪割草が咲く頃は、猿山雪割草環境保全推進協力金が必要です。 |
駐車場 | あり |