昭和37年、七尾城主の子孫である畠山一清翁によって建てられた「七尾城史資料館」。館内には、七尾城や城下から出土したものなど、多数展示されています。
七尾城跡への登り口にある「七尾城史資料館」
駐車場に車を停めて山間に向かって歩いていきます。すると右手側に建物が見えてきます。
「七尾城史資料館」は、平成7年に大改修し、中世の城のイメージを取り入れた近代建築です。
入口をくぐると、敷地内に入ってすぐ右側には、「日本一小さな茶室」があります。また正面玄関の入口軒先には、日本100名城のスタンプ(七尾城)を設置してあります。こちらのスタンプは休館中も利用できます。
七尾城に関する興味深い展示が多数ならぶ館内
1階では復元CG映像が流れており、七尾城のイメージや城のスケールの大きさをつかむことができます。
2階では、七尾城跡や城下から出土した天目茶碗や日常用品をはじめ、水晶製五輪塔型舎利容器、銅板線刻清涼寺式釈迦如来立像、城主愛刀、長槍、螺鈿の鞍などの武具・武具や城主直筆の書簡も展示されていて、戦国時代の庶民から武家の生活までの一端を知ることができます。
コンパクトな資料館なので、30分ほどで館内を1周することも可能です。また、「七尾城史資料館」の隣には、懐古館もあるので、こちらも一緒に観覧されることをおすすめします。
施設名 | 七尾城史資料館 |
---|---|
住所 | 石川県七尾市古屋敷町シカマ藪8番地2 |
電話番号 | 0767-53-4215 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は午後16:30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・祝日の翌日・冬期休館(12月11日~3月10日) |
使用料 | 一般200円、高大生160円、中学生以下は無料 |
駐車場 | 5台 ※懐古館と共通利用 |
アクセス | ・能越自動車道七尾城山IC下りてすぐ ・まりん号で「城史資料館前」下車 |
ホームページ | https://www.city.nanao.lg.jp/ |