天正9年、前田利家公は信長公の命令により能州二十三万石を与えられ七尾に居城。そして越前府中の宝円寺の大透圭徐大和尚を招き開山し、両親菩提の為に七尾宝円寺を建立しました。そして同寺を菩提所とし、父(休嶽公)母(長齢婦人)の墓を築きました。
前田利家の父母が眠る寺
長齢寺入口近くにある供養塔
前田利家公は、天正11年に賤ヶ嶽の戦いのあと金沢に移り、さらに大透禅師を招き金沢に宝円寺を建立しました。よって七尾の宝円寺は、父母の法名を取り、休嶽山長齢寺と改称させられました。
前田利家が唯一能登で建造した寺院
長齢寺は、前田家の菩提寺であり、能登で唯一建造した寺院です。そのため、前田家と非常に関係が深く、重要文化財などの多くの寺宝を保有しています。
施設名 | 長齢寺 (ちょうれいじ) |
---|---|
住所 | 石川県七尾市小島町リ部52 |
連絡先 | 0767-53-7993 |
拝観時間 | 9:00~16:30 |
拝観料 | 大人400円 中高生250円 |
御朱印 | あり |
重要文化財 | ■重要文化財 絹本著色前田利春画像 一幅 ■重要美術品 絹本著色前田利家画像 一幅 ■県指定文化財 絹本著色長齢婦人画像 一幅 ■市指定文化財 絹本著色前田安勝画像 一幅 絹本著色前田利政画像 一幅 前田利家・利長石廊 一基 |