【七尾市「山の寺寺院群」】樹齢700年の椎の木「日蓮宗京都本国寺末　本源山　實相寺(じっそうじ)」

實相寺は、永禄9年日順によって開山されました。

本堂に加藤清正公を祀る能登では珍しい寺院

本堂には、鬼子母神と加藤清正公を祀られています。加藤清正公は豊臣秀吉の子飼の家臣でした。能登で清正公を祀る寺院は珍しいそうで、三大清正公のひとつといわれる由緒です。また、春の彼岸に開帳される涅槃図は、釈迦の枕が蓮華座になっているのも珍しい図柄で、寛文10年の年紀が入っています。

裏庭にある樹齢700年を数える椎の神木

本堂の横に沿って進んでいくと裏庭にたどり着きます。

裏庭には、樹齢700年の椎の神木があり、宿り神は「妙蓮大善神」や「天狗」とも言われています。そして「絶体絶命の際に祈らば、一度は必ず助ける」という神託があるそうです。

施設名	實相寺　(じっそうじ)
住所	石川県七尾市小島町リ−126
連絡先	0767-52-2792
拝観料	無料
重要文化財	■市指定文化財 　絹本著色日蓮画像 一幅

山の寺寺院群をつなぐ「瞑想の道」の詳細はこちら