妙圀寺は、延徳2年(1490年)に京都大本山本圀寺第11世「大聖院日堯上人」の法弟「法立院日調上人」によって開創されました。もとは古城村(七尾城のふもと)にあり、城主前田利家が能州下向の際に元和元年(1615年)現在地に移転。ちなみに工場待ちにある寺院も今も残されています。妙国寺跡地には二段築城になっていて、下段1段目には井戸跡が確認されます。
美しい境内
境内はしっかり手入れがされており、美しい木々が多数あります。春には枝垂れ桜やアジサイ、秋には銀杏の大木、能登キリシマツツジなどの紅葉、冬には柚子の木など、四季折々楽しめます。
本堂
本堂の【天井絵】は、平成14年に立教開宗750年を記念し書かれました。太陽を中心に84枚の草花等が描かれています。
開運様のお堂の【天井絵】は、昭和56年に日蓮聖人の七百年の通忌に描かれたもので、126枚の帆掛け船が書かれています。この帆掛け船の絵の元は、船に乗っている七福神です。
この七福神は家族を表し、船は家(建物)、荒波はいろいろな障害に逢ってもまっすぐに進みなさい!という意味が込められているそうです。
【雨乞い絵馬】
上記以外にも、古代アジア諸国の姿をした日月星の【三光天子像・日本国神社代表の三十番神】、【子育て鬼子母神 十羅刹女】、【大雨止め祈祷札】などの寺宝が多数保管されています。
施設名 | 妙圀寺 (みょうこくじ) |
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住所 | 石川県七尾市小島町リ部166甲 |
連絡先 | 0767-52-5208 |
拝観料 | 無料 |