東洋思想をイメージ化した独創的なデザインの美術館
1991年に開館した「石川県能登島ガラス美術館」は、 建築家:毛綱毅曠(もづな きこう)氏(1941年~2001年)によって設計されました。 ヒトが宇宙や自然と共生できる風水を取り入れた設計コンセプトにもとづいて設計・デザインされています。
屋外庭園にはガラス彫刻作品がある洋風庭園と、枯山水の和風庭園があります。対照的な2つの庭園には、洋と和が出会う場=東西の文化交流の場という意味が込められているそうです。天気が良い日には、青い空の中に建つ「石川県能登島ガラス美術館」はとても美しいですよ。
世界各国の現代ガラス作家の造形作品が展示される館内
館内はとても清潔で白を基調とした美しい美術館です。 「石川県能登島ガラス美術館」は高低差がある場所に立地しており、その立地を生かして展示室を行き来したり、外の採光を取り入れたり工夫されています。 人間の視覚(錯覚)を利用した館内の作りは、ユニークで展示物だけではなく建物自体の作りも楽しめる美術館です。
イベントやワークショップも充実
「石川県能登島ガラス美術館」では、不定期にイベントや、ワークショップが開催されています。 ガラスには興味はあるけれどあまりガラスに接したことがなく、難しそうという方は一度ワークショップに参加してみてはいかがでしょうか。体験してみると、ガラスをもっと身近に感じられるようになるかもしれません。開催されるイベント等については、「石川県能登島ガラス美術館」のホームページで確認してみてくださいね。
「石川県能登島ガラス美術館」は、美術から建築までと幅広くゆっくりと観覧して楽しめる美術館です。 能登島へ足を運ばれる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
施設名 | 石川県能登島ガラス美術館 |
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住所 | 石川県七尾市能登島向田町125-10 |
開館時間 | 4月~11月 9:00~17:00 12月~ 3月 9:00~16:30 ※入館は、閉館の30分前まで |
休館日 | 毎月第3火曜日(祝日の場合は、その翌日) 展示替え期間中 館内整備期間中 年末年始 12月29日~翌年1月1日 |
入館料 | 一般の観覧料は展覧会によって異なります。 大学生は350円(300円)、高校生以下は無料。 ※( )は20名以上の団体料金 |
駐車場 | 美術館入口前 (普通車 14台/障害者専用 2台) 道の駅のとじま共同駐車場(300台) ※どちらも駐車料金は無料 ※美術館入口前には、大型バスは駐車できません。(乗降のみ可能) |
電話番号 | 0767-84-1175 |
FAX | 0767-84-1129 |
ホームページ | https://nanao-af.jp/glass/ |