穴水町にある能登中居地区は、かつて鋳物で栄えた場所。ここには、9つの寺院や神社を繋ぐ山道を縫うように続く石畳の道の散策コースがあり、これが「さとりの道」と呼ばれています。この道を、ゆっくりと見て回ると約1時間ほどかかります。いくつか登り口はありますが、今回は若宮社の横から登ってみました。
道は綺麗に舗装されていまずが、段差などは多数あるので気をつけて進んでください。石畳がとても素敵な「さとりの道」は、第5回いしかわ景観大賞を受賞した場所でもあります。
緩い坂道の階段を登っていくと、地福院が右手に現れます。
地福院をでてこちらの案内板に沿って進むと、明王院が右手に現れます。
明王院に到着です。
明王院の前には、まっすぐさとりの道が通っています。この明王院前の沿道には紫陽花の木が多数あり、季節になると美しい紫陽花が咲き誇ります。
苔の生えた道は少し滑りやすいので、足元は気をつけながら散策してください。
道が複雑かと不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、途中には散策案内が設置されているので安心して歩くことができます。
この先少し進むと一乗院に到着です。
一乗院は、坂と坂の間に建っています。寺院の入口はさとりの道に沿って坂下まで降りると山門へ続く階段より境内に立ち入ることができますが、坂を下りずに横から寺院内に参拝することもできます。
一乗院を出て、坂を登ると墓石群があります。
墓石群を過ぎて少し進むと、右手奥に神杉伊豆牟比咩神社があります。
神杉伊豆牟比咩神社を過ぎ、左折しすすみます。
深緑色の絨毯を歩いているようなさとりの道は美しいですね。
この道を進んだ先右上には日吉神社があります。
さらに左奥には月光院、さらに右下には医王院があります
医王院の横にある道を進んでいきます。
しばらく進んでいくと緩い坂道が続きます。
坂を下っていくと、仙慶寺と大龍寺があります。
大龍寺を過ぎると、旧薬師堂跡横にでます。
今回散策した時期は2月でした。その為草木の緑はあまり見えなかったのですが、紫陽花やヒガンバナ、そして木々の緑が美しい四季折々の姿もまた美しいですよ。約1時間ほどの散策で周ることができる「さとりの道」にぜひ足を運んでみてください。
施設名 | さとりの道 |
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住所 | 石川県鳳珠郡穴水町中居南 |
電話番号 | 0768-52-3790 ※穴水町役場政策調整課観光交流推進室 |
料金 | 無料 |
アクセス | のと里山海道穴水ICより10分 穴水駅より北鉄奥能登バス「中居南口」バス停下車、徒歩約10分 |
所要時間 | 約1時間 |
駐車場 | 無料 |
ホームページ | https://www.town.anamizu.lg.jp/kankou/notonakaiimonokan.html |